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名古屋 / ホープ 2024.02.15

サブミッションの名前を背負う人

高橋サブミッション雄己さんがやって来ます。

初めてお会いさせて頂いたのはまだ私がカルペディエムHOPE/名古屋でインストラクターとして所属する前の時期。

頻繁なビジター訪問が難しかった僕の事情も汲み取って頂いてアマゾン先生が内密で高橋サブミッション雄己先生のセミナーに招いてくれたのでした。

アホみたいな溢れ話ですが、当時の所属の代表に内緒で参加していた為、セミナー当時Instagramストーリー動画🎥も回していたので、パンクラスの鈴木みのるさんばりに頭からタオルを被り、表情を顰めっ面して受講していたのが懐かしいです。

テーマは確か足関節技だったと記憶しています。特にアームサドルのセットアップと使い方は全く疎かった私にとっては興味深い内容でした。

高橋サブミッション先生の名前は実際にお会いする前から実は気になっていた名前でした。…というかABEMAでプロフェッショナル修斗の映像を観たのが衝撃的に記憶に残ってました。観た当時の少し前まではプロMMAの世界ではUFCを筆頭としてオールラウンダー主流、僕がプロMMA時代には確かに存在していたボトムから形を作ったりグラップリングにだけ特化した絶滅危惧種。そんな特長を持った面白い選手がまた出てきたんだなと感銘を受けていたのです。

顔は少年のようなあどけなさを持っているのに、電光石火のカミソリのような斬れ味の足関節。

実際に直接指導を受けさせて頂いたのですが、シチュエーションを筋道を立てて理路整然と解説くださって、大変落とし込み易いセミナーでした。

お恥ずかしい話、私自身はプロMMA時代から足関節に関してはずっと食わず嫌いで逃げてきた過去が有り、足関節の取り合いの攻防はいつか習得してみたいスキルで有る事は今も願ってますし、憧れでも有りました。(昔、身近で練習させて貰ってた足関十段今成正和さんのレベルが高み過ぎて怖過ぎて足の攻防に臆してしまっていた事も一因かもしれません)

山口徹さんから、高橋サブミッションさんが首都圏の某有名大学在籍の過去を聞いていたのですが、 頭の回転が早い方は、独自に考えを尽くして最適解に辿り着くシミュレーションを導き出して、身体でアウトプットする能力が高いと思います。

その過程の熱量と集中力も比例して高いです。

名古屋メンバー青帯ワールドマスター2位を一年余りで掴み取ったKJさんのクライアントで、熱心なKJさんの勧誘によって最近入会頂いたメンバー様は名大卒業の弁護士さん。

私が教える技解説への理解とアプローチも優れていて、さらに一歩踏み込んだ技の応用まで独自に考え出してます。

何と入会後一ヶ月経過でオリジナルアンクルピックで僕からテイクダウンを掻っ攫っていくまでに成長されてます。

過去、どちらかと言うと私は幾つか有る技のセオリー、過程を繰り返して身体に擦り込ませるタイプの人間でした。

昨日、アマゾン先生と対談形式で話しした、マスター世代が上達する方法の1つとしても紹介されています。

でも教える立場になって、かなり自分自身で思考と試行とアウトプットを繰り返すようになりましたけどね。

単純な技そのもののセミナーとして考えるだけでなく、頭の回転の速い一線級の先生の辿り着いた理論に触れる事自体も面白さの一つとして貴重な機会だと思いますよ。

今回の名古屋でのテーマはアームサドルとベリンボロ。

僕がカルペディエム所属になるまでは使った事も無かったアームサドル、チョイバーで柔道猛者の身体の大きなメンバー様から一本取れた時は嬉しかったですね。

小よく大を制す事が出来る今回の高橋サブミッション雄己先生のセミナー、是非是非ご参加お待ち申し上げております。

 

カルペディエムHOPE/名古屋 

五十里 祐一

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